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松代城文武学校

 松代城の脇にある文武学校(左写真)へ。

 文武を奨励した松代藩八代藩主・幸貫が、水戸の弘道館にならって計画し、1855年、九代・幸教のときに開校した藩校である。

 文学所、剣術所、柔術所、弓術所、槍術所とあり、そのほか西洋医学なども教えられていたという。

 現在も武道所として使われており、私が見に行ったときもけっこうなご老人が剣術の稽古にいそしんでいた。

 周辺には武家屋敷がいくつか残っており、旧白井家表門(中写真)は立派な長屋門だ。

 もともと表柴町にあった中級藩士・白井家の表門を、2000年に移築したもの。

 1846年のもの。中級武士とはいうものの、白井家は藩の御金奉行、御普請奉行、医師などを輩出し、佐久間象山とも親交があり、門の間口も20メートルに及ぶ大きなものだ。

 対する旧樋口家住宅(右写真)は上級武士のもの。

 敷地のほぼ中央を泉水路が東西に流れ、池の南側に広がる雑木林と竹林、庭園が広がっている。こういう文化的なものを屋敷にとりこんでいるあたりは、上級ということなのか。