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(その他)多死社会で寺院が消滅する皮肉

つい最近、書店、それも個人経営の規模の小さな書店が消滅傾向にあるという記事が配信されていた。お寺も似たりよったりの事情だろう。個々の家庭がお寺とお付き合いをするということ自体が一つの文化であり、子や孫の世代は、祖父や祖母の代がお寺さんとどうお付き合いしてきたかをまじかに見ることによって、家庭がお寺さんとどうお付き合いしていくものかという文化が伝承されてきたのだ。

ところが、最近では家庭が核家族化したり、さらには婚姻そのものが減少して人が孤独死したりすることも珍しくない。このため、祖父や祖母の代がお寺さんとどうお付き合いしてきたか、という文化が伝承されなくなっている。

現代は老人の数は増えており、多死社会なのだ。このため葬式の需要は増大しているはずであり、僧侶のビジネスチャンスは増えていても不思議ではない。にもかかわらず、寺院が貧困にあえいだり、寺院そのものが消滅したりするのは皮肉としかいいようがない。

【関連項目】

(産業経済)本屋さんの経営環境

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1959809768&owner_id=3879221

(その他)これはいい!お坊さん便

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1948724756&owner_id=3879221

(その他)これはいい!お坊さん便(その2)

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1950804839&owner_id=3879221

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■アマゾン「お坊さん便」 注文増の背景に食えない僧侶の増加