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これは短歌?かな

これは短歌?かな

○あの夏の心を満たす村で見た葡萄の瞳君酔いしれて

○あの夏の心を満たす村で見た葡萄の瞳君カフェテラス

○心を満たす葡萄と君の瞳を見たあの夏のカフェテラス

○好きだと言う人を抱きしめて早朝に早くマルシェに行った

○彼をギュッと抱きしめた帰りポットとホーローの鍋を買った

○二人で買った皿に乗っているオムレツの物語

○二人で買った皿に乗っているオムレツがせつない

○その絵の具で線を書いたあの人はきっとカフェに来てくれるはず

○冷えたポテトを温めた時なんか勝ったとそう思ったの

○午前0時スマフォのスケジュールにねきっと明日は告白する日

○ミュージシャンが嫉妬した夜みんな不幸になり僕だけが電車に乗った

○妹の下着が可愛く見えたけど記念日にはなりそうもない

○キスするカップルの横を小鳥が僕は空とキスしているんだ

○流出はさせないといい撮っているあなたを父に紹介します

○団地妻のぱっくり開けたお口に消えた鰻のニオイ

ゼラニウムの咲く教会に神さまもう少しだけ待って欲しい

○親友の彼を借りた日コミックをみながら返したわたしはきっと悪女

○レモン水作りし夏に白シャツを着たあの子に言わなかったこと

○かかさずに水やるあのこから聞いた初めての恋した春のはなし

○こんなに好きなのに泣いた八月枯れ葉をひろい四月の光り

スマホの画面に残し落とすのは戻りたいというそれ本当に

○連絡しないと言ったけれどアイスクリームがとけるころに思い出す

○貝のついたフォトフレームを買った帰りあなたと鰻を食べたあの日

○ドラマのキスシーン初めての不思議ひたすら甘辛い海老をたべた

○キッチンのジャムに泡立つシャボン玉窓に傾く月もあるかな

○あの月がここにくるまであの人は藤原姓のひとであらうか

○好きなのか好きじゃないのかわからないとにかくトイレのドアは閉めろよ

○ココアはあるミルクはないけどあの人の思い出ばかりをカップに回す

○キスをする頬にサクラの散る風の粒の涙のイニシャル拾う

○いまのこと大好きなひとに大好きと二十二歳の水を汲む朝

○いまのこと大好きなひとにありがとうと二十二歳の水を汲む朝

○ふと忘れていたあの日彼の家ですきやきを皆でたべたこと

○隣で寝る彼と朝食のけむりそういえばケンカしていたこと

○誕生日にケンカをしていた今年も彼は名古屋に来ない冬の日

○誕生日がつづく十二月春は恋を鏡に映った自分

○いいそびれたうちが東京に出てきた誕生日の空色のした

○ドキンとした誕生日に見た藤原という姓のあの人のまえ

○誕生日に小悪魔になりたくて寝て起きたらやっぱりダメだった朝

○おねねと呼ぶこの身は春のやうな冬の朝の誕生日

○十二月の誕生日つめたいケータイに好きだよの文字

○冬の朝の誕生日恋は春に寄りかかってみたいと思ったの

○雪の朝の誕生日恋した帰りやっぱりわたし好きだといおう

○いいそびれたうちが東京に出てきた誕生日に見た空色

○ご機嫌斜めのおねねの誕生日真依がよんでる雪のようだね

○好きだと言われるのはなんどでもいいエクレアを眺めながら待つ

○苦行をかさねたけれどいやになったからぼくは寝ます誕生日に

○おおげさにいうと彼は誕生日に石の魔術を私にかけた

○だれもしらない中央に最高の朝食みんなを呼んで来て

○癒しがあるとすれば去年の夏も君はそんなことを言った

○挑戦していたキライといったあの夏も君の声好きだった

○夕方の鉄道ケーキつぶれちゃったけどあなたを見つけ走った

○発車音言いそびれたあの夏いつも立ち寄るカフェの前で

○三つ編みにした親友の手が彼の手ならいいと思った春の日

○照れていた彼の黒も青と白の風もあの夏がすべてだった

○息白くページをめくる頬に風やっぱり君を考えてしまう朝

○古賀さんのおっぱいを知りおっぱいという言葉を知り使い始めた年の暮

○これを付けたらトカナイになるワンコママに見つかり捨てられたよ

○真っ赤なパンティをはかせてママのクリでスマス貴方だれですか

○独身の頃に並べられた空色のボトルにわたしが映る